インド豆知識

今急成長中インドのグジャラート州はどんなところ?旦那の故郷なので行ってみた。

インドといえば、映画で有名なムンバイだったりデリーだったりジャイプール、南部だとバンガロールやケーララ州がパッと頭に浮かぶんじゃないでしょうか?

私の旦那はグジャラート出身です。ん?聞いたことあるかな、と言う人はインドに詳しければあるでしょうけど、詳しくない人は聞きなれない場所だと思います。

今日はこのグジャラート州をサラッとご紹介します。

グジャラートはどこ?どんなことで有名?

グジャラートはアラビア海に面するインドの北西部に面しています。

人口は6000万人、面積は196,024平方キロメートル(九州の5.3個分!)歴史的に外部と関わりが多い地で、ポルバンダルという港町が旦那の出身地なのですが、実はこの場所はあの有名なガンディーの出身地でもあります。

さらに、現在のインド首相ナレンドラ・モディ氏もグジャラート出身です。

ガンディーの出身ともあって、この地では動物の肉とアルコールの売買は州で禁止(外国人は許可書を持っていれば持込可能)されていますので、別名ドライステイトと呼ばれていて、よりピュアなベジタリアン食を楽しむのにもってこいの場所だと言えます。

何語を話すのか?

この場所ではグジャラート語が話されています。

英語が話せる方も多くいますが、デリーやムンバイとは違ってローカルな場所に行けば行くほど、ヒンディーかグジャラート語しかわからない人が多くコミュニケーションが困難だったのを覚えています。

グジャラート語は話し言葉はヒンディーにも似ていますが、書き言葉はグジャラート語のアルファベットが使われているため、大変面白いです。

ただ語彙も所々アラビア語やペルシャ語にも似ているものがあるので、私の旦那は少しペルシャ語が分かりますし、言語学的な見地から見ると本当に興味深いですね。

また別の記事でグジャラート語をご紹介できたらなぁ、と思っています。

グジャラート人はどんな感じ?

インド人ウザい!!と観光地に行けば、一度は思ったことがあるでしょう。

ぶっちゃけグジャラートもうざい人はうざいです。さらに外国人がとても少数なので、ジロジロと視線を感じますし、子供の物乞いが外国人めがけてお金をねだりに来るのも結構キツイものもあります。

数週間の旅を通してグジャラート人は何事にもプロフェッショナルでクールで冷静な印象を持ちました。

なぜかというとお店に行けばほかの都市と比べたら対応も良いですし、空港の職員はとても親切でした。(段取りの良し悪しはともかく。)セキュリティによくいる椅子に座って踏ん反り返っている軍人はあまりいないようでした。

あわよくばお金をせしめてやろう、というずる賢い人は他の都市に比べては少ないのではないのかな、と個人的に思っています。

一度息子が空港で熱を出した時、空港職員に空港の駐在医師を紹介してもらったりと世話になりました。インドでこのような対応を期待してなかった私はとても驚きました。

それとは打って変わってデリーで同じことを期待していましたが、全く気にもされませんでしたし自分でなんとかしろみたいな雰囲気でしたね・・・。

ということで他の州と相対的に考えてグジャラート人はとても穏やかで優しい人が多いと思います。

グジャラートはどんな雰囲気なのか?

他の都市に比べたら、まぁ田舎も田舎です。

自然の多い場所に行くと、普通に野生のクジャクがいましたし世界遺産と呼んでもいいお寺も放置されている場所が多くありました。

高速道路と呼ばれている場所には牛の群れが休んでいるし、道路も大都市以外ではまだまだ舗装がされていません。道路には犬やヤギ、牛など町中が動物園状態です。

犬が群れをなしていることもあるので、通りかかったときは護身のため大きい石を投げつけたことも・・・。狂犬病は危ないですからね。

地方では動物園みたいですが、そんなグジャラートにも開発の波は押し寄せています。

郊外には外資系の電力会社が風力発電所を次々と建設していますし、モディ首相の方針で数年前に比べて道路の舗装もだいぶ進んではいるようでした。

都市部では著しい経済発展が見られ、アーメダバードでは日系企業も続々と参入しているようですね。 田舎と都市の差が激しいのもこのグジャラートの特徴かなと思います。

食べ物はどんな感じ?

グジャラート人は現地ではサブジと呼ばれるカレーの中にお砂糖やゴールと呼ばれるサトウキビからとれる黒糖を入れます。そうすると、独特な風味や香りを楽しむことができるんですね。

だからグジャラートのカレーがほんの〜り甘いんです。辛いサブジを作る人もいますが辛い中に甘さがあり、脳が少し混乱を起こすような錯覚に陥ります。

ただ、私の周りの多くの人は辛いスパイスをあまり入れない料理を作っていたので家庭料理は優しい味が多く、日本人にとってはとても食べやすいと個人的に思っています。

おまけにピュアベジを食べるのがグジャラートの特徴なので、変な食べ物を食べてお腹を壊すことは少ないのかな・・・と思います。デリーでで生焼けの鶏肉を食べて旦那がお腹を下した時は大変でしたので、インドでお肉を食べるのはこりごりです。

話は逸れましたが、多くのグジャラート人は料理と一緒に甘いデザートやチャースと呼ばれるヨーグルトの上澄みのような酸っぱい飲み物を一緒に頂くのが好きです。

「グジャラート人は血まで甘い」という現地の例えがあるように、甘いものがとっても大好きで優しい(sweetな)民族としてインドで知られています。