インドの宗教

コレは押さえたい!インド旅行に行く前の宗教・文化のタブーの注意点7つ

長期休暇にインド旅行の計画をする前に知っておきたい現地のタブーを見ていきましょう。

 

インドは宗教や民族の多様性がある国です。

現在では宗教や文化的な衝突は国内では治まっていますが

依然として異教徒間での対立や地域の古い習慣などがインドには根付いています。

 

インド旅行に行く前にタブーを一つ一つ確認していきましょう。

牛は神様の化身(ヒンドゥー教)

インドを旅行していると、気づいたことがあります。

路上に牛が尋常じゃない量でたむろしているんです!少なくとも地方都市のグジャラートはまだデリーのように高速道路もきちんと舗装されていないので、車が牛や動物に衝突することもしばしば。

ともかく、この牛がなぜこんなに路上にいるかというと牛はヒンドゥー教では神聖な生き物とされています。

極論を言うと生き物はほとんど、インド人は殺生を好まないのでいくら邪魔な犬や牛が道路をふさいでいても具体的に対処しないのだそうです。

当たり前ですが、インド人の多くを占めるヒンドゥー教徒は肉を食べないベジタリアンです。(もちろんノンベジもいますが。)

インドに住むヒンドゥー教のインド人に出会ったら、牛を食べる、など肉食のトピックを話すのは極力避けましょう。

婚前交渉はタブー

インドだけでなく世界を見ても、婚前交渉はタブーの宗教は多いです。インドは現代でもその点では保守的なので、欧米のようにオープンではありません。(都会は大分近代化しているようですが)

もし、インドの男性とそんなことになりたくない女性はできるだけ自分が男性と2人きりになる状況を未然に防ぐことが大事です。

女性の月経に関わる話題

私たち日本人女性でも月経の話題をオープンに話すのははばかれるものがありますよね。私が中学生の時は本当に恥ずかしい話題の一つでした。

インドでは一般的に月経の話はタブーです。インドでは月経中の女性は不浄とされ、家の隅っこか外に建てられた小屋に5日間ほど隔離されます。

またキッチンで料理することも禁止され、家の隅っこで生理が終わるまでじっと待つしかありません。

インドでは生理用ナプキンは庶民には高い物で、古い布を使いまわしているのですが、不衛生で健康に害を及ぼすことでようやく最近問題になってきました。

そこに目を付けたインド人男性の実際の話が映画になっていますので、日本でもぜひ上映してほしいです。

「Pad Man」

寡婦にまつわるタブー

保守的なヒンドゥー教徒は、夫に先立たれた女性「寡婦」は日本のように第2の人生を歩む、ということは一般的にしません。

夫に先立たれた女性は、見た目が分かりやすいように白いサリーを身にまといます。

これは現在インドの法律で禁止されていますが、かつてインドの寡婦は、夫の死後に火の中に身投げをする「サティ」という習慣がありました。

これから見るように女性は男性の所有物のように扱われていたのが分かりますね。

ヒンドゥー教徒は基本的にベジタリアン

ヒンドゥー教徒は基本的に殺生を好みません。

分かりやすく言いますと、お寺の精進料理のように生き物を使った料理を食べません。肉はもちろん卵や魚も食べません。

私は以前夫の出身地のグジャラートへ行きましたが、この週はお酒を禁じている禁酒州で、お肉も提供していません。

またインドでは肉を食べる人口が少ないので、レストランで提供する肉がどこの物か分からず怖いので、私の夫は極力インドでチキン以外の肉を食べるのを避けているようです。

カースト制度はまだ根強く残る制度

インドに色濃く残る昔からの階級制度です。

簡単に言うと、かつてインドは肌の黒い民族が住んでいましたが、北から肌の白いペルシャ系の民族が支配を始めたときからこの制度は始まりました。

上から

ブラフミン(僧侶)

クシャトリヤ(戦士、王)

ヴァイシャ(商人)

シュードラ(使用人)

そしてそのまた下にアンタッチャブル、俗にいう不可触民と言う人々がいます。

一番上のブラフミンが地位が高いということになりますが、普通にブラフミンのホームレスもいるので、すべての人がお金持ちとは限りません。

しかし、下の階級から上の階級の人に食べ物を提供することはできないのでブラフミンの料理人が好まれるという話も聞いたことがあります。

ちなみに自分の姓でどこのカーストに属するというのはインド人ならわかるそうです。

結婚も普通は同じカースト同士の人で行われますが、女性が下のカースト、男性が上のカースト同士の組み合わせならたまに結婚が容認されることもあります。

ちなみにアンタッチャブルの方々は、その名の通り触るどころか、その人たちを見ることさえインドでは嫌われているようです。

彼らのする仕事は、かつての日本にも存在した士農工商制度の外にいる、かつての「えた、ひにん」が行うような仕事に就き一生を終えます。

インドで彼らを見分けるまでもなく、粗末な服や掘っ立て小屋に住まわされています。

もちろんこのカースト制度は今では事実上インドでは廃止されていますが、根強く残っています。 それぞれの利権を手放したくない人がこの制度を残していることは明白です。

たやすくインド人にカーストを尋ねることはやめましょう。

※こちらでインド人のカーストを知る手掛かりになる名前を検索できるようです。

http://www.behindthename.com/names/usage/indian

精神疾患者の話題はタブー

精神疾患者は社会的にタブーなんです。家族に障がい者、または精神疾患の人がいると、極力隠そうとするそうです。

例えば昔の日本なら、家の蔵に閉じ込めていましたが、そのような扱いを受けているんでしょうか。

確かにインドではあまり障がい者を見かけないのはそのせいなんでしょうね。

 

いかがでしたでしょうか?お仕事や旅行でインドに行く機会があるのならば、現地の人の文化や習慣を事前に確認して渡航すればコミュニケーションはスムーズに行くこと間違いありません。