ヨーロッパの小話

【2017年サンボ・配偶者編】スウェーデン居住許可が融通聞かない小話。

 今回は全然毛色の違う記事になってしまうのですが、インド人の旦那が住む国 スウェーデンでの居住許可の申請について分かったことをつらつらと書いてみたいと思います。

 

 

 

 不親切なスウェーデン大使館の対応

今の旦那と結婚をしようと決めてからは、スウェーデンに住むうえで必要となってくる

「居住許可」

つまり住んでもいいですよ~という許可をとるためには何をしたらいいのかを調べてみました。

私が記事を書こうと思ったのは、情報の少なさ!
肝心のスウェーデンの移民局のHPには日本語での案内はないので
英語を読めない方は苦行です。

ちなみにスウェーデン大使館のHPにも詳しくは書かれていなくて「これ以上の詳細を知りたければ移民局に問い合わせをしてください」と言われてしまいました。

 

結婚をしたからといって、スウェーデンに住めるわけではないのでこれから結婚を考えていて、スウェーデンに移住を考えている方のためにスウェーデンの居住許可の取得に時間がかかることを説明してきたいと思います。

 

 

恥ずかしながら私は某ヨーロッパ人と離婚経験があり、ヨーロッパでの滞在手続きは大体同じようなもの、前いた国では日本人が非ヨーロッパ圏であることから、冷たい扱いをされた苦い経験から

「あの国よりも厳しい訳がない」

 

とたかをくくっていました。

 

まず、スウェーデンでの居住許可をとるために私が考えた事は2つ

1.初めに日本で結婚届を出して婚姻証明書などや必要書類を訳してスウェーデン大使館へ送り、認証。
 スウェーデンの移民局へと提出してもらう

2.スウェーデンで先に結婚手続き、並行して居住許可の手続き。

 

私が前住んでいたヨーロッパの某国は、この2通りのパターンで向こうのビザを取られた方がいたのでてっきりスウェーデンも同じものだと…。

 

実際の所は解決策が多く見えて、ビザを取得する手段はたった一つ

 

「オンラインでまず自分の出身国から申請を行い、面接、そして結果が届く」

 

というものです。

 

私たちがとった手段は1番の「日本で先に結婚、そして結婚届受理証明書を英訳し、向こうの税務署へ登録をすます」ことと、
「結婚しているという事実から、シェンゲン協定で認められている滞在90日間をビザ取得できるまで延長してくれるだろう」

 

と甘い期待をしていたのですが、その期待は木っ端みじんに砕かれたのです。

 

この手段は私が前住んでいたヨーロッパの某国でもできたので
スウェーデンでもできるだろうという予測を裏切るものでした。

 

移民局の答えは一辺倒で

 

「スウェーデンにいる限りは居住許可の申請はできません。まずは日本に帰ってアプリケーションフォームを移民局にオンラインで送ってください」

 

とのこと。

 

つまり、オンライン申請の他には居住許可の申請する方法ははほぼゼロだとおもってください。

 

ちなみに、スウェーデンに渡航する前にこういう2度手間が無いように大使館にも2回ほど電話をしたのですが
その努力もむなしく

 

「そういった質問はスウェーデン国籍のパートナーによってされるべきです。担当の者がE-mailで対応します(忙しいので電話はしてくるなと暗にいわれた)」

 

よくある大使館の対応ですね。

口調はぶっきらぼうではなかったものの、
何のために大使館があるのかがわからないほど不親切な対応でした。居住許可をとるためにはどうすればいいのかさえ教えてはくれません。ちなみにこの大使館の無能さは、皆さんも不満を口にされているようで…。

在日大使館にもう何も求めません。


人権を無視した現在の居住許可の申請待ちの長さ。

ヨーロッパ圏は私たちが思う以上に非ヨーロッパ圏の国から来た人々にはかなりの困難を伴います。

もちろんこのような居住許可の困難さも非ヨーロッパ圏にとってはディスアドバンテージの一つ。

 

私たちだけではなく、外国人をパートナーに持つスウェーデン人からも怒りの声が上がっています。

その理由は

1、昨今の難民問題で、配偶者・サンボビザの手続きが大幅に遅れている、時間がかかっている
2、納税者が受けるべきベネフィットが、大量の難民受け入れによって奪われている
3、ビザの許可が下りる結果がでるまで一年以上かかることで、パートナーと当たり前に過ごす人生を奪われている

 

所得の30パーセント以上もの納税をしている人々にとってはたまったものじゃありませんね。
スウェーデンは、難民の受け入れを条件つきで制限しているものの、なかなかこの国を訪れる難民や移民をないがしろにすることはできないでいるのでしょうね。

 

気になるサンボ・配偶者の居住許可の申請方法

このように、長くかかるであろう難民問題と外国人の居住許可の待ち時間の長さについては色々なところで不満がでているようなのですが

それはさておき、移民局と格闘した結果得られた情報をここでご紹介したいと思います。

 

・スウェーデンに住むパートナーをもち結婚を考えていて配偶者ビザが欲しい、もしくは既に結婚している方、パートナーと一緒にスウェーデンに住もうと考えているサンボビザが欲しい人は日本でオンライン申請を移民局のHPから済まさなければならない。

 

・以前は申請を済ませた後は、許可が下りるまでスウェーデンへの渡航は禁じられていたが、現在は渡航がOK。

ちなみに日本人は90日間滞在が切れる前に、申請をすればさらに最大3か月滞在を伸ばすことも可能(しかし、この延長は居住許可の結果待ちの間1回しか認められないと移民局のお兄さんが言っていました。スウェーデン移民局は滞在の延長こそしてくれるものの、ビザが下りるまでスウェーデン国内にいていいというわけではない。)

 

・申請を送ってから数か月から半年で面接の日時を決めるメールがきたら、自分の希望する日時を送信、その後在京スウェーデン大使館で面接となる。

・居住許可の結果が出るまで、日本国籍者は14~18カ月(2017年6月の初めに得られた回答です)

 

 

いかがでしたか、私は現在結婚したのに、別れ別れになって織姫と彦星状態なんですよね。七夕に短冊でもつけて祈りたい気分です。

 

就労ビザや学生ビザは、もっと融通が利くとは思うのですが、配偶者がスウェーデンにいるパートナーと住もうと思ったら年々敷居が高くなる一方です。

 

一時期は自棄になってしまい、二人ともお通夜状態でしたが
仕方がありません。

 

私はせっかく役所に届けた海外転出届を取り下げ、年金や保険の手続きをしている最中です。

 

短期のバイトも始める予定なので、ポジティブに考えなければ
遠距離の関係は続きませんね。

 

いまスウェーデンのパートナーと一緒に結婚して住もうと考えている方、

 

生活基準が日本にあるのなら、そのまま日本にいたほうがスムーズですしヨーロッパはテロの脅威もありますから、しばらくスウェーデンで暮らすのを先延ばしにしても良いと思います。

 

もちろん旦那と一緒に生活することを夢見ていた私にとっては、希望を打ち砕かれる一連の出来事でしたが、現実を受け入れるしか方法はないようです。

 

 

また申請方法について新たに記事を書きたいと思っていますので
お楽しみに!

2018年現在この続きの話は別ブログにて紹介しております↓

スウェーデンライフ