インド映画

インド映画のおすすめ恋愛作品が飽きたあなたへ【古典作品Vol.1】

最近インド映画がTSTUTAYA、それに日本語でもメジャーな作品が上映されるなど、インドのポップカルチャーに触れる機会が増えたと思います。

コアなインド好きな方、もしくは、インド人の知る名作を知りたいという方に個人的におすすめの作品5点をピックアップしてみました。私自身まだまだインド映画に疎いのもあり、おすすめがあればぜひ教えていただければ幸いです。

インド人もびっくり?インドでかなり評価が高いものをピックアップ!

インド映画といえば、喜怒哀楽を表現+恋人への気持ちの表現を
ダンスと歌で表現することが多いです。
それがインド映画の醍醐味と言えるのですが、
「上映時間が2,3時間」なのも挿入歌が多いと普通になってきます。

最近のボリウッド映画に飽きた方々

今日はおすすめの古い恋愛映画を5点に絞って紹介します。
(本当はもっとおすすめありますが…)

「英語もできるぜ!」という方はぜひYoutubeで探してみてください。
残念ながら日本字幕で見るのは難しいかもしれませんが、辞書を引きながら
頑張ってみてみたい!ってかたぜひトライしてみてください★

このインド映画を知っていれば絶対
インド人から驚かれること間違いないです!

 

ミーナ クマーリ篇


(出典:Wikipedia)

ミーナクマーリって誰?と思う方に少しだけ説明。
子役から映画に出演。1950年代から亡くなる1972年まで
銀幕スターとして活躍、詩や歌も嗜んでおり、その評価は高い。
なお公私ともに「悲劇の女王」としての呼び名が使われた。
長年不眠症とアルコール依存症に苦しみ、その影響からか38歳で肝硬変のため亡くなった。
なお、大スターの代名詞として「Meena Kumari」として名前が挙がることが多い。

1.Sahib Bibi Aur Ghlam

俳優兼監督を務めたGuru Duttの作品。
ベンガル語の小説「Saheb Bibi Golam」をベースとした映画で、
家にめったに帰ってこない貴族の夫を持つ孤独な妻(Meena Kumari)とそれ使えることになった低収入の
パートの召使(Guru Dutt)のプラトニックな関係性を描いた作品です。

「悲劇の女王」のMeena Kumariにふさわしいともいえる悲しいお話ですが、
帰らない夫を待ちわび、そんな夫でも妻は愛しつづける献身的なミーナの姿に
涙を誘うお話です。

インドの女性に対する古い価値観を垣間見ることもできて
文化的な勉強もできる点でもおすすめできます。

上の歌ではやっと帰ってきた夫を「行かないで」「私の美しさはあなたなしでは無価値」という
歌詞にほろりとくるものがあります。

Meenaの妖艶な魅力に同じ女性でもドキッとします。
なお、この作品でMeenaが演じたChhoti Bahuも夫のためだけに
無理やりお酒を飲み(女性がお酒を飲むのは良くないという考えがあるが)
後には酒浸りのアルコール中毒になり、落ちぶれてしまう女性を演じていることから

現実のMeena Kumariと被っている所も注目された作品でした。

少し大人のしっとりとした雰囲気を楽しみたい方に絶対のおすすめの映画です!

2. Pakeezah

2008年、エルメス・ル・ステュディオで上映されたので知っている方も多いこの作品

「Pakeezah」(邦題:心美しき人)

私は繰り返すこと何十回も見た大好きな作品です。
この話は母娘2代にわたる悲劇を描いたもので、高級売春宿
で踊りと歌を披露する母Nargis、娘Sahibjaanが身分違いの恋で翻弄される人生のお話です。

この作品の見どころは、
■Meenaの美しさ
■劇中の衣装はMeenaの夫Kamal Amrohiがくまなくこだわった
■美しい挿入歌の数々

退廃的な雰囲気が魅力で、恋に落ちてしまった娼婦の激動の人生を描いています。
なおこの作品は1972年にリリースに至るまで16年もの歳月が費やされており、
さらに、64年から69年までMeenaとKamalの関係悪化で映画の撮影が中断してます。

 

ところどころMeenaの風貌が違うのは、少し時間が開いたのと
Meenaがアルコール中毒で入院生活を送った後の撮影だからです。

最後のMeenaが白いドレスで登場する場所があるのですが
よく見たら踊っているのは別人のスタントを使っています。

それだけMeenaの体力は弱っていて、
この映画のリリースの2週間後 Meenaは息を引き取ります。

恋人役をつとめたRaj Kumarは「Meenaのあまりの美しさに
セリフが出てこなかった」と語るほど彼女にほれ込んでいたようです。

Meenaの魅力がぎっしりと詰め込まれた作品。

絶対に見ておきたいインド映画の作品の一つです。

アミダーブ バッチャン篇


(出典:Wikipedia)

現在もヒンディー映画界で大御所として活躍中の俳優、アミターブバッチャン。
息子のアビシェークバッチャンが、女優アイシュワリヤ・ラーイと結婚したのは
あまりにも有名。

アミターブが若年から残した映画は、現代の若い世代にも語り継がれるぐらい有名な
作品があまりにも多く、現代のボリウッド映画の土台を作ったと言っても
決して過言ではありません。

 

3.Amar Akbar Anthony

悲劇によって引き裂かれた3兄弟アマル、アクバル、アントニーの
笑いあり涙ありのストーリーです。
恋愛もあり、アクション、コメディ性がある作品になっています。

名前から分かるように
アマル=ヒンドゥー教(?劇の中では警察官のもとで育った)
アクバル=イスラーム教
アントニー=キリスト教

ひょんな偶然から引き裂かれてしまった
兄弟がそれぞれ別の環境で育てられたというのが
インドらしいな、と思います。

後に紹介するリシカプールも出演しているので是非ご覧ください。

最後は心温まるヒューマンストーリーなので、
気軽に見ることができる作品でYoutubeでも英語字幕で視聴可能です。


リシ カプール篇

Amitabhと同じぐらい1970年代は彼らによってヒンディー映画界は彩りが豊かな世代で
活躍していたRish Kapoorが属するKapoorファミリーは映画監督や俳優を多く輩出しています。

現代俳優で有名なRanbir KapoorやKreena Kapoorなどもカプール家の一員で
インドではもちろん、インドに詳しい人には周知の事実ですね。

Rishiはカプール家の第3世代目に当たります。しかし、彼の映画は家系だけではなく、演技力でも
もちろん評価されるものです。


(出典:mid-day.com)

4. Bobby

インドではありがちな身分違いの恋のお話ですが、これは典型的なそれ
なんですけれども、この作品はインドでは定番の恋愛映画です。

お金を持っているけれど十分な愛情では育てられなかった青年が、
貧しいけれども美しい少女に一目惚れし、逃避行するお話です。

この作品の中ではカシミール地方の美しい景色も楽しめるし、
主人公の恋人役が普通にビキニを着たシーンや衣装もミニスカートなど、
インド映画の新しい風を感じられる時代の作品だと思います。

インドでは身分が違うと結婚はできないので、
いくら付き合っている人が居ても、親の決定は第一なので

結婚が決まれば、恋人と別れるのが普通ですが、
最近は都市部でも恋愛結婚が増えているといいますが
伝統を重んじるインドでは家族同士のつながりは大事のようで、

日本のように自由に結婚するのはごく限られた人なのです。

だから映画に出てくるようなストーリーはインド人にとっては
理想であ

るからこのようにヒットするんでしょうね。

ちなみにこの作品を知ったのは、近年の映画

Emraan Hashmiの出演するOnce upon a time in Mumbaai (2010年)

この作品でオマージュされているんです。

世代を超えても、語り継がれる作品と言うことですね。

この機会にぜひご覧になってください。

5.Kabie Kabie

インドでも知らない人はいないぐらい有名な映画、Kabhi Kabhie
という恋愛映画。
押さえておきたい作品の一つです。

あらすじは親子第2世代にわたっており、

大学で詩を読む男と大学の生徒である女は恋に落ち、まもなく彼女は両親が決めた相手と結婚
します。

別れた後はお互い結婚し、生まれた子供達も大きくなって恋をして、

その後ようやくストーリーが展開するのですが、
切なくなる作品です。
互いの思い出を偲んで歌う”Kabhi Kabhie”はあまりに有名な歌なので
ぜひ聞いておきましょう。

なおこの作品にはAmitabhも重要な役として出演しているので
見逃すことができません。

 

いかがでしたか? 古い映画こそ映画の見ごたえがあったりするので、
ハマってしまえば、今のボリウッド映画が物足りなくなってしまうこと
必至です!

この映画を見ておけば、インド人とも話のタネになること間違いありませんよ!